7月2日大引けの東京株式市場は、日経平均が前営業日比492円58銭安の2万1811円93銭、TOPIXが前営業日比35.60安ポイントの1695.29ポイント、東証二部指数が前営業日比98.64ポイント安の7249.18ポイントで取引を終えました。
 メキシコ大統領選挙において、左派ポピュリストのアンドレス・マヌエル・ロペス・オブラドール氏の当選確実報道により、メキシコの対米姿勢が強硬になるとの見方や日経平均VI(ボラティリティー・インデックス)の急上昇、海外ヘッジファンドをはじめとした短期筋による株価指数先物の売りで下落となりました。
 また、6月中国製造業PMI(購買担当者指数)が50.1となり、5月中国製造業PMIや市場予想の51.1を下回ったことやオーストラリア住宅価格の下落が続くと見るコモンウェルス銀行の見方もあり、本日休場の香港ハンセン以外のアジア太平洋の主要株価指数の下落も影響したようです。
 東証一部は、大型株指数は1.82%下落、中型株指数が2.34%下落、小型株指数が2.48%下落となって中小型株の下げが目立ちました。東証一部33業種別指数は全ての業種が対前営業日比でマイナスとなっており、トップ3は保険業や精密機器、機械の3業種でした。
 資生堂、日立建機やコマツの中国関連株やトヨタや任天堂が下げ、ソフトバンクやマネックスグループが上げています。
 7月23日に上場廃止予定の日本海洋掘削が全取引所株式ランキング値上がり率1位、私的整理の一種の事業再生ADR制度の利用を申請している田淵電機が同2位に入っており、仕手株に短期資金が向かうマネーゲームの状況になっています。
 この他、6月29日16時30分に発表した中間決算業績が良好で、通期業績予想を上方修正した包装、印刷関連などの機械商社アルテックが同7位となり、6月29日に同じく業績上方修正を発表した中古車販売のネクステージが目先の材料出尽くしと受け止められて同ランキング値下がり率2位となりました。
 東証二部では、上半期の受注残高が前年同期比で良好な一方、業績予想の下方修正を発表した大型油圧プレス機中堅メーカーで輸出が韓国主体の小島鐵工所が、全取引所株式ランキング値上がり率3位、アサヒ製陶が年初来安値を更新して、同ランキング値下がり率4位となりました。
このほか、東芝や朝日インテックが下げ、三谷商事やコーア商事ホールディングス、7月6日付で東証一部への指定替えが承認された黒谷が上げ、アヲハタやセイヒヨー、あじかん、アイ・アールジャパンホールディングスなど6社が年初来高値更新となりました。http://www.artamble.com/c3.html